距離が伸びていなかったので、納車50日後に1か月点検を受けました。
この時点で1111Km。
正直、ちょっと期待を裏切られました?
評価は4代目レガシィを☆☆☆☆☆として
[不満から]1.直進性が弱い ☆
これがいちばんの不満!
交差点等で曲がった後、ステアリングは自然に戻る感じかと思いますが、
XVは手で少し戻してやらないと(曲がったままで)直進となりません。
通常の走行でも、路面のうねりでハンドルが取られます。
このため運転にはとても気を使います。
試乗では気が付きませんでした。
今まで乗ってきたスバルとは差異があります。
点検では、アライメントの異常はなく基準値に収まっていますとのことです。
電動パワステ(今までのは油圧式)、車高(地上最低高200mm)の影響かと?
2.始動時の音がとても大きい ☆始動時のエンジンの回転数が1800rpmととても高くて音が大きいです。
雑味のある回転です。
その後、補機類を回転するためでしょうか?
遅れて金属がすれ合うような嫌な音も混じります。
音の大きさは、ご近所さんに申し訳ないと感じるレベルです。
4代目レガシィは始動の一瞬を除き、雑味の無いキレイな音でした。
点検では、燃費向上のために早く暖まるように回転数を上げていますと言われました。
これは想像していた通りの回答です。
でも、これだけの音が発生するクルマが全国に普及したら近所トラブルになるでしょうね?
3.時どきリアが暴れる ☆☆
なんでもない凹凸(具体的には、いつも行くヨーカ堂の立体駐車場のループなど)で、
唐突にリアが左右に大きく揺れます(点検後、ヨーカ堂で再確認をしました)。
正に暴れる感じです。
SNSのレビューは褒めるものばかりです。
最近、やっと暴れると書いてあった記事を見つけました。
点検では、地上最低高やダブルウイッシュボーンのせいかも知れませんと。
そんな声は聞いていませんが、ダブルウイィシュボーンの特性としてはありうるそうです。(4代目レガシィはマルチリンク)
4.発進のもたつき ☆
燃費対策ですね!
Iモードで、ゆっくりアクセルを踏むと遅れてクルマが前に出る感じです。
慌てたクルマが後ろにいるような時は、更にアクセルを踏み込みますが、今度は思った以上に加速します(汗)
追随クルーズを使っていて、遅い前車に車線を譲られた後の加速が緩慢です。
後ろのトラックに煽られたことがあります。
もちろん、Sモードなら気持ち良く加速します。
初代レガシィではアクセルの踏み加減などで自動でモード切り替えをしていました。
こんな機能を持たせながら燃費も確保できたらイイのにね。
5.アイドリングストップ解除が面倒
SNSを見ていると、アイドリングストップ付のクルマはバッテリー交換が早いとの声が多い。
しかも、以前のクルマと比べてバッテリーが高価。(アイドリングストップで浮いた金額と、高価なバッテリー交換を秤にかけると元が取れない?)
また、交換は簡単でなく、何かとリセットする必要があるようだ。
そんなことから今は、この機能を都度解除して乗っている。メンドウダ!
6.パドルシフトの操作性悪い ☆
エンジンブレーキはパドルシフト(左:ダウン、右:アップ)を使うことになります。
左で言えば、ワーパーレバーに指に引っ掛かってパドルシフトに指が届きません。
ハンドルを切っていて、エンジンブレーキ掛けたい時はどこにあるのか慌てます(ハンドルと一緒に回転)。
4代目レガシィでは、ハンドルの表側のボタンを押しての操作のため邪魔になるものがありません。
フロアでも+-操作できたので4代目の圧勝ですね。
6.燃費 ☆☆☆
アイドリングストップ機能を使ってないこともありますが、
1111km走行し通算燃費9.9Km/L。
エアコンはずっとオン、高速は約50km、信号がなく、通行量の少ない一般道(R153)約300Km。
後は市街地ですが、地方都市のため渋滞は少ないです。
11Km/Lは走って欲しいところです。
7.シートの前後長が短い ☆☆☆
座面、背面とも浅目でホールド感は低いです。
固くも柔らかくもありません。
前後長が短いです。ちょっと落ち着きません。
クルマの性格に合わせているのでしょうか?
[良かったこと]
1.視界はとても良いです ☆☆☆☆☆
これはスバルのこだわりですね。
外からガラス面積が広く見えても、中からは狭くて死角の多い(のり代が大きい?)クルマが多いです。
でも、スバルは外と中の差が小さく視界の広さにこだわりを感じます。
左右の三角窓の周辺は広々しています。
2.汚れの目立たない”デザートカーキ色”
汚れが目立たないから選んだわけではありません。
このクルマと合っているし、なかなか見かけないカラーと思って選択。
(後で気が付いたが、近所を走っているVXはこの色が2/3と思うくらい多い)
でも、本当に目立たないです!
納車~点検まで洗車は1度もしていません。
ガラスのホコリは目立ちました(笑)
3.乗り降りのしやすいシート高 ☆☆☆☆☆☆
低いクルマは降りる時には、よいしょと立ち上がる感じですが、
このクルマはお尻を横滑りさせる感じで乗り降りができます。
これからますますありがたみが増すことでしょう!?(笑)
4.全車速追機能付クルーズコントロール
はじめは恐る恐るです(笑)
設定速度で走り前車に追いついた時、その前車の速度に合わせて追随走行をします。
前車が消えれば、設定速度まで上昇します。
前車に追いつき、そして渋滞などで前車が停止すれば、それに合せて停止します。
ブレーキはいつでも踏めるようにしていますが、心配になった頃合いでブレーキ、そして停止までしてくれます。
停止後はワンタッチで復帰となります。
交通量の少なく、信号もない一般道でも使えます。
でも、これはイケませんね!
クルーズコントロールを設定していたのか?止まるのか?
頭が混乱してしまいます。
5.ハイビームアシストが便利です!
これもはじめての機能ですが、とても便利です。
前方の光に応じてハイ/ロービームを切り替えてくれます。
なかなか絶妙のタイミングです。
6.プリクラュシュブレーキ
これについては稼働はもちろん、警告灯や警告音もなく、本当に働いているのか不安になります。
1か月点検で確認していただきました。
電子的・機械的な問題のないことを確認した上、風船で作ったクルマに向かって走るテストもしてみました。
怖いですね!思っていたよりずっと短い車間距離で働きました。
あくまでもいざという時の機能で、いつも通りの運転が必要なのが理解できました(恥)
7.静粛性 ☆☆☆
E型になって静粛性が高まったとのレビューを見かけますが、
それまでの評価が低かったので、あまり期待していませんでした。
でも、意外に静かで安心をしました。
時どき、粗目な舗装路を(ゆっくり)走ると、
右フロント・リアドアあたり(運転席右耳元)からカタカタ音が発生していました。
ガラスが金属に当たるような音です。
他が静かなだけに耳障りです。
不思議なもので点検の数日前からしなくなりました。
気温が上がったためなのか?
消える直前に何度かウィンドーを上下に動かしたことが良かったのでしょうか?
点検では、同乗いただきましたが音の発生はなく確認できませんでした。
サッシ内のゴム部?にシリコン系の潤滑剤でしょうか?噴霧されました。
Aピラーの化粧カバーの内側にパッキンを噛ませましたと。
次に発生したら、その時に持ち込むことにしました。
[総合評価] ☆☆☆☆
安全装備は1番!
それと省燃費開発に注力し、走りの詰めが甘くなった感じですね。
ちょっと残念です。
業績が好調な今こそ、他社と差別化できる開発好機と思います。
一層、良いクルマ造りをしていただきたいものですね!
最後に
とりとめのない纏めとなってしまいました。
あくまでも、これはおっちゃん個人の評価です。
この先、評価が変わるようでしたらまた掲載していきたいです。